京都府立桃山高等学校 SSH事業実習講座「琵琶湖を探る」を実施しました

文部科学省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校である京都府立桃山高等学校は、水環境を注目するテーマの一つとしてSSH事業を進め、現在第2期のSSH事業(平成27年度~31年度)を実施しています。

滋賀大学では桃山高校の第1期SSH事業(平成22年度~平成26年度)から、琵琶湖での調査艇「清流III」による観測と、観測によって得られたデータの解析やプランクトンの観察の実習・講義を行っています。

本年度は、13名の高校生と3名の高校教員が参加し、9月10日(日)に実習講座「琵琶湖を探る」を実施しました。滋賀大学からは3名の教育学部学生と1名の教員(環境教育講座:石川俊之)が講座を担当しました。

また、長年のSSH事業を通して、琵琶湖の蜃気楼について高校生が興味を持ち、科学部の研究テーマの一つとなっています。本年度は、湖上の風の立体構造を確かめる実験もあわせて行いました。

(文責 石川俊之)