現職教員から1回生が話を開きました

7月18日に教育学部において、本学の卒業生である現職教員の方から、1回生が教職についての講演を聞く場が設けられました。これは、必修の教養科目「キャリアデザイン論」の一環で、ここ3年にわたって毎年、海の日の授業日に開かれているものです。

今回は京都市の幼稚園教諭の方、栗東市の小学校教諭の方、草津市の中学校教諭の方においでいただき、20分ほどずつの時間でしたが、日頃の仕事の内容や悩んだこと、やりがいを感じた出来事、うまく仕事を進めていくコツなど、いろいろなお話を聞かせていただきました。終了後の感想を読むと、「子どもにとって担任の先生は私一人しかいない、と改めて気づいた」、「子どもとの信頼関係がつくれれば、保護者からは何も言われないと聞いて、なるほどと思った」、「教師の仕事は一人でしなければいけないと思っていたが、他の先生との連携や協力で進めていけるんだとわかった」など、新たなことに気づく良い機会となっていました。また、三人の先生がそれぞれ、学生時代に多くの経験をしておくことが大切と話されたことから、この夏以降の過ごし方の指針が得られた人も多かったようです。